睡眠の質こそ生産性向上の鍵。布団の西川のスリープマスターに講演いただきました。

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皆さん、ぐっすり睡眠できていますか?ついつい夜ふかしして仕事中に眠い…なんて経験は誰しもが一度はありますよね。


イードのメディア事業本部では、月に1度社外の方を招き「タイアップ事例共有会」を行っています。基本的にはアドテクやメディア周りについての話を頂くことが多いのですが、今回はちょっと趣向を変えて「睡眠」にフォーカス。


眠りで毎日が変わる! ~ ビジネスパーソンに欠かせない上質な睡眠をとるために ~」と題して、マットレスの「AiR®︎ 」などの寝具を展開する西川のスリープマスター 富下 瞳さんが講演。富下さんは、全国で眠りに関するセミナーや寝具の選び方・寝室環境づくりのアドバイスも実施しており、まさしく睡眠のプロ!睡眠の重要性をとてもわかり易く解説していただきました。富下さん、ありがとうございました!

 

寝るのって大事だよね」というのは誰しもが認識しているかと思いますが、プロサッカー選手の三浦知良さんやメジャーリーガーの大谷翔平さんといった世界で活躍するトップアスリートも睡眠に注目。今や寝具はただの寝るための道具でなく、パフォーマンス向上のための選択肢の一つとなのだと富下さんは話します。

参考URL:https://www.airsleep.jp/

睡眠不足による経済損失は年間約15兆円!

不眠は様々な悪影響をもたらす、というのは誰もが理解できることだと思いますが、富下さんは具体的に下記を挙げていました。

①疲れが取れない、肌バランスの崩れ
②日中のパフォーマンス低下
③肥満になりやすくなる
④高血圧やがん、糖尿病のリスク増加
⑤ストレスが溜まる

そしてなんと、日本は睡眠不足による経済の損失が年間で約15兆円にも昇るのだとか…!全人類、夜はぐっすり眠るべきですね。

西川式PowerNapで効果的な仮眠を取ろう

西川では仮眠(PowerNap)を推奨しており、なんと社内には専用の仮眠室(ちょっと寝ルーム)もあるそう!

 

仮眠を取る際は、下記の4つがポイントだと言います。

①時間は15分(光のシャットアウトが大切!)
②姿勢は横にならず座った姿勢
③タイミングは12~15時頃までの間
④仮眠前にカフェインを摂取

上記のような取り方を推奨しており、仮眠することで疲労回復&疲れにくくなる効果があり、午後のストレスや眠気の改善に繋がると言います。これはもう仮眠取るしかないですね。ちなみにメディア事業本部長の土本は昼寝推奨派です。生産性向上が叫ばれる昨今、仮眠はビジネスパーソンにとって重要なルーティーンの一つになりそうです。
※西川PowerNapは科学的理論に基づいた方法を推奨しています。

ただし、取り方を間違えると仮眠後の作業効率/夜の睡眠の質低下に繋がるので、むやみやたらに仮眠を取ればいいというわけでもないので注意が必要です。

夜、快眠するための3つのポイント

仮眠の大切さが理解できたところで、夜に気持ちよく入眠するためにはどうすればいいのでしょうか。富下さんは、下記の3つを挙げていました。

①入浴をして体温を上げる
②アロマで心をリラックス
③背中をほぐすストレッチ

①に関しては、シャワーで済ませるのでなくしっかり入浴を取るのがベストということでしたが、時間がなくて入浴ができないときは、首元にいつもより長めにシャワーを当てたり、足首だけ湯船につけて温めるのがいいとのこと。

 

②のアロマに関しては、睡眠時と起床時で香りを分けるのがいいとのこと。嗅覚は自律神経と深い関わりがあることからも、香りは重要な要素の一つ。実際にいくつか香りを嗅いでみましたが、なんだかホッとした気分になれたました。

 

③のストレッチは座ったまま左右10回づつ手首のねじりを行い、深く呼吸をするのがポイント。肩があがりすぎないように注意!

 

一斉にストレッチするイードメンバーの図。

 

これら①~③を習慣化することが大事、ということで早速今晩から試してみようと思います!

講演終了後は実際に西川の枕を触ってみたり、自分に合った枕を作るための計測器具で頭から首の形を測ってみたり。

 

いつもと趣の違ったタイアップ事例共有会ということもあってか、活発にイードメンバーから睡眠に関する質問が出ていました。仕事の目標に邁進することも大事ですが、それを支える睡眠もおろそかには出来ません。睡眠の質を向上して、生産性高く業務にあたりたいですね。