目次
時代の先端をとらえる
小板 謙次Kenji KoitaITテクノロジー事業部
WORKS
RBB TODAYは、第1号ニュースがケーブル事業者のネット回線サービスの記事だったように、ブロードバンドを啓蒙していく媒体としてスタートしました。自宅の回線速度を計測するスピードテストも、多くの方にご利用いただいてきました。現在ではRBB TODAYは、IT情報からエンタメ、ライフまでトレンド情報を扱うサイトとなっています。車や映画、教育など専門メディアが多いイードのなかにあっては、珍しい存在かもしれません。私は編集長として取りまとめを行っており、外部のスタッフと連携しながら読み応えのある記事を作成しています。現在ではスマートフォン回線速度を計測するユニークなアプリ「RBB SPEEDTEST」の提供も行っており、ダウンロード数は150万を越えています。
MEDIA
メディアの仕事をしようと思ったのは、時代の先端をとらえることができると同時に、さまざまな人や出来事に出会いながら成長できる仕事であると考えていたからです。実は、大学卒業してからメディア以外の仕事に就いたことはありません。新卒から4年間は、プロの飲食店の調理師や経営者が読む専門誌を作っており、1週間に約30件のレストランの料理を食べて話を聞き、そのなかから毎月10店をピックアップして紹介していました。結構きつい編集取材の日々でしたが、取材のノウハウはここで学ぶことができたと思っています。その後は、就職情報誌やパソコン関係の雑誌の編集に長くかかわりました。DOS/Vパソコンや自作パソコンが全盛のときでした。ネット媒体には2000年ごろから関わっています。
ENJOYMENT
名刺1枚でさまざまな人と会える、さまざまな場所へ行けるのはこの仕事の強みであると思います。IT系の企画では、最先端機器に触れたり、エンタメ系では話題の人の会見を取材したりインタビューを行ったり、大手スポーツ紙とも対等に取材可能です。要はその人のやる気しだいです。自分から動かなければ何もはじまらない仕事で、それが面白さでもあります。
休日は愛犬と一緒に過ごしていることが多いです。大型スーパーに一緒に出掛けたり、散歩したり……。あるいは、仕事したり。
PERSON
編集者もサラリーマンではありますが、一般的な仕事と比べてけた違いに忙しい職種だと思います。また、何にでも首をつっこむ積極性と企画力(企画のうまさではなく積極性)が要求されます。ライバルに負けない執念をもって、仕事ができる人と仕事をしたいです。そして、人と違うことを常に考えている人、違う伝え方を考えている編集者に出会いたいと思っています。
FUTURE
当面はRBB TODAYを、顔のある記事の集合体にしたいと考えています。顔のある記事というのは、書き手の考えや思い、主張が見える記事です。一方でメディアの形はさまざまですので、「記事」というスタイルにこだわっているわけではありません。なんらかの情報を伝える新しい形を常に模索していこうと考えています。そういう意味では現在提供している回線スピード測定アプリ「RBB SPEEDTEST」も、特定の情報を提供しているメディアの一つだと思います。
10年後Webメディアはーー通信回線は太くなり、つながりやすくなっていくと思うので、それによって随分変わっていくでしょう。よく動画が主流になるという人がいますが、今のままの動画の見せ方は作る側にも負担が大きいので違う形で進化するのではないでしょうか? ニュースを視聴する機会も、車や店舗、電車など……スマホだけではなく、いろいろな環境や場面で無理なく広がって、自分からニュースを探すのではなくプッシュされる機会が増えていくと思いますね。
小板 謙次ITテクノロジー事業部
飲食店向け雑誌、就職情報誌などの編集に関わった後、アスキー(当時)にてパソコン誌のデスク・副編集長を経験し、ネット媒体を立ち上げ。(ASCII24/当時)編集長などを経て現イードに入社し、現職。編集長業務を行いながら、スマホアプリ「RBB SPEEDTEST」立ち上げ。
- RBB TODAY:www.rbbtoday.com
- RBB SPEED TEST:speed.rbbtoday.com
- RBB SPEED TEST iPhoneアプリ(無料):App Store
- RBB SPEED TEST Androidアプリ(無料):Google Play
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