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SCAN

ScanNetSecurityは、りく君というオス猫を名誉編集長にしています。編集部で一番古株のライターである吉澤さんの飼い猫が「とにかく可愛い」ということで決まったのですが、媒体名の「Scan」には「短時間で周囲の危険の有無をササッと調べる」という意味があり、猫のもつ危機意識と瞬時の状況判断力は、Scan編集部が学ぶべき姿勢だと思っています。

WORKS

お金を払ってでも読みたいニュース、他媒体では扱わない重要な記事を配信することが仕事のなかでもっとも重要なところです。とはいっても、何か特別な情報源があるとか、危険な取材方法を取るようなことはなく、さまざまな方とお会いしてお話をしたり、セミナーや展示会、講演会などを受講したりするなかでニュースのタネは見つかります。ごく普通のビジネスパーソンに見える人物でも、何年もお付き合いして信頼を得れば、とても重要な情報を提供いただくことがあるもので、特ダネは普通の情報収集の延長線上に転がっています。

高橋 潤哉

MEDIA

少年時代に「ニューロマンサー」という、ハッカーが活躍する海外のSF小説を読んで、ハッカーというものに漠然とした憧れはありましたが、現在の仕事に就いたのはたまたま偶然が重なったからだと思います。長く続けてこられたのは、ScanNetSecurityという媒体の創刊以来、セキュリティに関連する技術革新や法律制定、さまざまな事件事故が、国内外で次々と起こって、媒体がその存在意義をアップデートし続けることができたことも大きいと思います。

高橋 潤哉

ENJOYMENT

ScanNetSecurityはイードのニュースメディアのなかで唯一の有料サービスです。ある俳優さんが「テレビのファンと、お金を払って映画や舞台を劇場に見に来てくれるファンはハッキリ分けて考えている」と言っていたのを聞いたことがあります。有料で読んでいただく読者がいることはメディアにとってとても幸せなことで、読者の皆さまに満足いただける記事作りを通じて成長ができることが仕事の醍醐味です。

PERSON

仲間と言っていいのかわかりませんが、イード社長の宮川洋について。ScanNetSecurityが、ある記事を配信した際に、超が付くような大企業から記事内容に関するクレームを受けたことがありました。いろいろと対応やその準備をするために日曜日もオフィスで仕事をしていたところ、休みにもかかわらず宮川から私の携帯に電話があり「会社を挙げて媒体を守る」という趣旨の激励を受けて、とても勇気づけられました。ちょっと見は映画「アウトレイジ」の出演者のような感じですが、このことをいまも時折感謝とともに思い出します。

高橋 潤哉

高橋 潤哉ScanNetSecurity 発行人

ScanNetSecurity発行人。2004年からScanNetSecurity運営に携わり、編集長の上野宣とともに媒体運営を行う。2018年、ScanNetSecurityは創刊20周年を迎えた。

PERSON