目次

WORKS

リセマムは2010年10月に、イード発第1号メディアとして立ち上がった保護者向けの教育情報サイトです。私はリセマムの発案、コンセプト作りから、サイト名やロゴ作成、サイトデザイン、編集・執筆体制づくりなど、サイト立ち上げを担当しました。当時、教育情報サイトは流行らないという声も多かったのですが、現在では多くの情報をご提供いただけるようになり、保護者に留まらず、お子さま、先生方、教育関連のお仕事をされている方々まで、多くの皆さまにご利用いただけるようになってまいりました。

リセマム編集部は社員スタッフのほか、編集プロダクション、契約ライター、カメラマンなどで構成しています。社内外のスタッフで協力してコンテンツ作りをし、1日に20〜30本程度のニュースを配信しています。若手スタッフは自らの学習経験を、子育て中のスタッフは保護者の想いをコンテンツに生かすべく、日々奮闘してくれています。

企画によっては他媒体と連携したり、イードのリサーチ部門と協業することもあります。また、お子さま向けのワークショップイベントや、教育関連セミナーの企画から運営までを担当させていただくなど、情報発信以外の活動もしています。

MEDIA

実は新卒で別の業界に就職する予定だったのですが、教授からご自身が書籍を出版している出版社を受けてみないかとお声がけいただきました。教授が好きな小説に出てくる編集者に私のイメージが重なったとか? そんなことだったと記憶しています。出版社への就職は考えていなかったのですが、そんな不思議なご縁が編集者になるきっかけでした。

最初に就職したのは専門書の出版社で、そこでは理工学書の編集を担当していました。もともと人と関わったり、文章を書いたりすることが好きだったので、毎日が楽しく、夢中になって仕事をしていました。その後、雑誌や書籍といくつかの編集部を経験し、RBB TODAYの編集部から誘われたのをきっかけに現イードに入社しました。

田村麻里子

ENJOYMENT

紙メディアの編集もやりがいがあり、特に見本誌を手にしたときの達成感は格別でしたが、子育てが大変な時期に、比較的場所に縛られないWebの編集部に移れたことは幸運で、おかげで今でも仕事を続けられているのだと思っています。スピード感、リアルタイムに読者の反応がわかるワクワク感は、Webメディアならではのものだと思っています。読者の方から「いつもリセマムを見ています」とおっしゃっていただくのも嬉しいですね。

また、メディアにおいてもテクノロジーが日々進化していることが面白いですね。教育ということでは、やはりここでもEdTechなどテクノロジーとは切り離せない世界なのですが、世の中が変化しても「子どものよりよい未来」のためという目的は昔も今も変わらず、同じ想いの中で、新しいことに挑戦されている先生方をはじめ教育関係者の方々との出会いも、仕事のモチベーションを支えてくれています。

田村麻里子

PERSON

一緒にお仕事をしたいのは、「自分で考え、行動して、楽しめる人」そして「情報を受け取った読者がどう感じるかを考えられる人」に尽きると思います。Webメディアはまだまだ発展途上です。そんな中で自分の考えに自信をもって行動し、失敗を恐れずにワクワクと仕事を楽しめる人と一緒に働きたいです。

WORKPLACE

インターネット総合研究所(IRI)に入社後、すぐに子会社(当時)だったIRIコマース&テクノロジー(現イード)に転籍しました。社長はもちろんですが、ほかにも私より社歴の長い社員は複数いるのですが、元々の社員は親会社からの出向という形をとっていたため、私が現イードの社員1号となりました。社員番号1番というと「すごく偉い人」と思われるのが恥ずかしくもおかしくもあり、気に入っています(笑)。

田村 麻里子

田村 麻里子メディア事業本部 キッズ&ファミリー事業部

大学卒業後、理工学系の専門書、IT系の雑誌・書籍の編集に携わり、フリーランスに。その後、IRIコマース&テクノロジー(現イード)に入社し、RBB TODAY副編集長を経て、2010年にイード発の第1号メディアとなる教育情報サイト「リセマム」を立ち上げ、編集長に就任して現在に至る。

PERSON